導入事例

ハーマンインターナショナル

Video Title Screen with text saying Customer Story HARMAN
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要約

Situation

ハーマン社は、自社のブランドや製品のコンテンツを整理するために、一元化されたスケーラブルなソリューションを必要としていました。

Challenge

彼らが求めていたのは、チームや地域間でeコマースの手順をサポートする、他のソフトウェアとの統合ができるシステムでした。

Our Solution

アセット、インサイト、ポータルの各アプリケーションを含む、Acquia DAMとその統合

Results

Acquia DAMをマーケティングテクノロジースタックの中心に据え、最新のコンテンツを様々なグローバルチャネルで公開しています。

Watch HARMAN connects DAM and PIM to improve global asset publishing on YouTube.

クライアント

ハーマン社は、世界中の自動車メーカー、消費者、企業向けに、カーシステム、オーディオ・ビジュアル製品、エンタープライズ・オートメーション・ソリューション、サービスを含むコネクテッド製品およびソリューションの設計・エンジニアリングを行っています。 

背景

ハーマン社のブランドや製品のコンテンツは、ファイル転送プロトコル(FTP)、Dropbox、ネットワークドライブ、WeTransferなど、さまざまなツールで保存・共有されていたため、承認された最新のコンテンツを探すことが非常に困難な状態でした。 また、eコマースビジネスの成長に伴い、コンテンツ配信プロセスの構造化と効率化が求められていました。 

課題

ハーマン製品のマーケティングや販売のために、社内の様々なチームや外部のパートナーがブランドや製品のコンテンツを必要としています。 また、事業部や販売店が世界中に広がっているため、適切な資産を適切なタイミングで関係者に提供することは非常に難しく、特に多数の製品が一度に導入される場合はなおさらでした。

Image
A Harman speaker with abstract graphics around it

ソリューション

ハーマン社が必要としていたのは、自社ブランドのコンテンツを管理・共有ができる、より効率的で自動化されたスケーラブルなソフトウェアでした。

スケーラブルなDAM、PIMシステム

ハーマン社のグローバルeコマース&オペレーションディレクターであるアーサー・ワーナー氏は次のように話しています。「我々は、質の高いコンテンツを迅速に提供することに問題があることに気づきました。ビジネスが成長し、eコマースにさらに力を入れることで、製品(コンテンツ)を早急に提供する必要がありました」。彼らは、デジタル資産管理(DAM)と製品情報管理(PIM)の技術を統合したアプローチを用いて、コンテンツの発行と配信をより迅速かつ優れた方法で行うことを目指しました。 アーサー氏は、「まず、Webサイトにトラフィックを誘導するために、優れたPIM(システム)が必要でした。そして、そのPIM(システム)を手に入れた後、優れたDAM(システム)も必要だと気付いたのです」と語ります。

そのDAM選定の過程で、Acquia DAMを採用しました。 アーサー氏は「私たちは絶対にSaaSベースにしたかった」とも言っています。 「スピードとグローバルアクセスに関しては、社内のIT能力が足かせになったり、成長の妨げになったりすることは避けたかったのです。」さらに使いやすさを重視しており、「Acquia DAM」のユーザーインターフェース(UI)を気に入っていました。 最終的には、「Acquia DAMがとてもマッチしていた」とアーサー氏は語りました。

成果

統合されたツール

ハーマン社は、PIMとDAMソリューションの統合により、メタデータフィールドと埋め込みコードを使用したワークフローを開発し、Webサイトでのコンテンツ公開を効率化しました。 DAMシステムに資産が追加されると、PIMシステムの製品と関連付ける製品IDが割り当てられます。 また、ウェブサイト上の資産がDAMシステムで更新されると、そのファイルの最新版が自動的にオンラインで公開されます。 この統合により、Acquia DAM、別のPIMシステム、およびWebサイト間の一貫したフローが促進され、ハーマン社のすべての資産はDAMソリューションによって一括管理され、唯一の源となりました。 アーサー氏は「この統合は非常にうまくいきました」と語ります。 「このおかげで、私たちは多くの時間を節約することができたのです」

市場へのスピード

Acquia DAMは、チーム間の時間短縮の効率化も実現します。 すべてのコンテンツをAcquia DAMに保存することで、アセットの最新バージョンを複数のプラットフォームで確認する必要がなくなるのです。 アーサー氏は、「私たちと仕事をしたいなら、DAMシステムを通じて素材を配信できなければなりません」と言います。そして、メタデータの作成をサポートするために、アップロードプロファイルを使用しています。 アセットのアップロード時に正しいプロファイルを選択することで、Acquia DAMは正しいカテゴリー、基本的なメタデータ、セキュリティ設定のあるアセットグループを自動的に割り当てます。 「本来ならばアセットの処理に時間を費やすべきではなく、これらのアセットは利用されるものなのです」。 

さらに、Acquia DAMは契約されてすぐにアセットへ即時アクセスができるため、すぐにコラボレーションが可能になります。これにより、ワークフローの効率化、ブランドの一貫性の強化、市場投入までの時間短縮が可能になります。