導入事例

アーティクル

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26 K

アセットの数

680 K

過去12ヶ月間のダウンロード数

40 K

過去12ヶ月間の検索数

要約

Situation

2011年に設立されたアーティクル社は、150万を超える北米の家庭や企業に製品を届けているeコマースの家具・インテリア事業者です

Challenge

アーティクルのビジネスが成長するにつれて、コンテンツの必要性も高まっていました。しかしながら、ワークフローは適切なツールとプロセスのサポートなく、ひずみが生まれていました

Our Solution

Acquia DAM (Widen)、Assets、Insights、Portals、Integration

Results

デジタル資産管理(DAM)システムを他の主要なソフトウェア・ソリューションと統合することで、Articleはワークフローを最適化し、効率を向上しました

クライアント

アーティクル社は、すべての家庭に楽しいデザインを提供するeコマース企業です。そのユニークな消費者への直販モデルを通じて、彼らは例外的な価値で高品質、モダンな家具やインテリアを提供しています。

Image
Collage of images showing home decor

背景

アーティクル社は、900人以上の従業員で150万人以上の北米の家庭や企業に製品を提供しています。彼らのビジネスが成長するにつれ、コンテンツの必要性も高まっていました。

課題

しかし、適切なツールやプロセスのサポートがなく、ワークフローは限界に達しつつありました。

「Googleドライブだけでなく、会社のサーバーにもアセットがありました。アセットがGoogle Drive経由でプレスに配信され、Slack経由でプロジェクトに配信されました。コンテンツが各システムに分散しているため、正しい画像を探すのは記憶で行うことが多かったのです」と、アーティクル社のデジタルアセット管理導入マネージャーであるアメリア・オシェア氏は語りました。

「使用権が不明確で、検索がしにくく、サーバーの速度も非常に遅く、ドキュメントも限られていて、とても不便でした」と彼女は続けます。

ソリューション

アーティクル社は、デジタル資産管理(DAM)を含むソフトウェア・ソリューションに投資し、ワークフローの拡張と合理化を図ることを決定。そして2021年にAcquia DAMを導入しました。

すべてを1つのシステムで管理

Acquia DAMが選ばれて間もなく、アメリアはDAMの導入を指揮するために採用されました。彼らのブランドチームは、このシステムをADAM(アーティクル・デジタルアセット管理の略)と名付け、2人のデジタル移行コーディネーターの助けを借りて、すべての最終資産をシステムにアップロードしました。

Acquia DAMはすぐに、すべてのブランドおよびマーケティングコンテンツを扱う中核的な情報源となりました。「最終的なアセットはすべてADAM上にあり、簡単に検索ができます。サイドにはカテゴリーがあり、そこから検索結果を絞り込むことができます。ADAMを導入して驚くほど快適になりました。」とアメリア氏。

Google Drive、Slack、CI-HUB、PIMとの統合

Acquia DAMを他の主要なマーケティングテクノロジー(マーテック)ツールと統合することで、様々なコンテンツワークフローに迅速に対応できるようになりました。現在インテグレーションされているものは以下のとおりです。

  • Google Drive:Google Drive上の特定のフォルダに入れられたアセットは、関連するコレクション内のAcquia DAMに即座にアップロードされ、手作業による大きなステップを省くことができます。「これは私が最も気に入っているインテグレーションです」とアメリア氏。
  • Slack: 新しいアセットが手動またはGoogle Drive経由でAcquia DAMにアップロードされると、そのコレクションへのリンクを含むメッセージが適切なSlackチャンネルに送信され、チームや個人に通知されます。「Slackで確認する方が、Eメールで探すよりもはるかに迅速です」とアメリア氏は話します。
  • CI-HUB: CI-HUBの統合により、チームは他のプラットフォームからAcquia DAMのアセットにアクセスできるようになり、現在InDesignとFigmaで使用されています。CI-HUBパネルがこれらのプラットフォーム内に表示され、ユーザーはシステム間を切り替えることなくアセットをブラウズ、選択、インポートすることができ、時間の節約になりました。
  • 製品情報管理: 社内製品情報管理(PIM)システムとAcquia DAMの間の統合により、製品名、ステータス、色、生地、部屋、素材、スタイルなどの主要な製品詳細が、製品SKUを用いてDAMプラットフォームの相関するメタデータフィールドに取り込まれます。システム間でこの情報を同期することで、タッチポイント全体で正確で一貫性のある顧客体験を生み出すことができるようになります。

効率的な配信を実現するポータルサイト

アーティクル社が Acquia DAM を導入する前は、外部のステークホルダーにコンテンツを配布する効果的な方法がありませんでした。しかし、Portalsアプリケーションを使用することで、シンプルなURLを介して、3Dベンダーやプレスなどの特定の人々とアセットの一部を共有することができるようになりました。

また、社内での情報共有にもポータルを使用しています。たとえばDAM情報ポータルでは、プロセスのドキュメントや研修動画を全従業員が閲覧できるようになっています。

結果

ワークフローの最適化

Acquia DAMを他の重要なツールと統合することで、組織全体のコンテンツ運用が加速しました。例えば、広告のワークフローの合理化です。「この作業は週に3~4時間かかっていて、とてもマニュアル的なプロセスでした」とアメリア氏は語ります。

ファイルがGoogle Driveに保存されると、DAMシステムの適切なコレクションに即座にアップロードされます。そこから、DAM APIを使ってCSVファイルが自動的に広告フィードに取り込まれ、コンテンツがデジタル・チャネル全体に公開。これだけなのです。「ほとんどが自動化されているので、必要な作業は本当に少なくなりました」とアメリア氏。

スピードと効率性

Acquia DAM を使用することで、アーティクル社全体のチームが、必要な時に必要なアセットを見つけることができるようになりました。メタデータフィールドを使用して検索結果を絞り込み、ポータルを使用して必要なファイルを見つけ、共有リンクを使用して他の人にアセットを送ることができます。このセルフサービス・アクセスはワークフロー全体にスピードをもたらし、チームが高い効率性と生産性で働くことを可能にしています。

コラボレーションの強化

コンテンツクリエイター全員が、承認されたブランドと製品のコンテンツをDAMシステム内で見つけられると理解しています。アセットがどこに保存されているか、あるいは正しいバージョンであるかどうかの混乱はもうありません。

「誰もがDAMシステムを活用しており、まさに完璧な協力体制を築いています。あるチームがDAMシステムにアップロードし、他のチームがそのアセットを検索。そして共に、まとまりのある魅力的なブランド体験を構築し、顧客ロイヤリティを育み、売上を促進しているのです」とアメリア氏は語りました。

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