Color graphic representing computer networks

Acquia Cloud Nextの既知の問題

July 28, 2023 2 分で読めます
Acquia Cloud Nextの移行を予定されているお客様に向けて、現在アクイアで認識している問題をまとめています。
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本記事は Known issues in Cloud Next の抄訳記事です。

Acquia Cloud Next(以下、Cloud Next)の既知の問題を解説します。Cloud Platform全般とCloud Classicに適用される既知の問題については、Known issues in Cloud PlatformKnown issues in Cloud Classicを参照してください。

注意:本記事に記載されている回避策を適用することに加えて、Cloud Nextの準備のために追加の変更を行う必要があります。

エンドツーエンドの暗号化の未サポート

Cloud Nextはエンドツーエンドの暗号化機能をサポートしていません。したがって、エンドツーエンドの暗号化を引き続き使用するには、Cloud ClassicからCloud Nextにアップグレードしないでください。

10分以上かかるWebリクエストが中断される

Cloud Nextのアプリケーションでは、10分以上かかるWebリクエストは、定期的なプラットフォームのメンテナンス活動によって中断される可能性があります。

2つの日次バックアップ

Cloud PlatformのUIには、同日に2つの日次バックアップタスクが表示されることがあります。

環境間でファイルをコピーできない

環境間でファイルをコピーしようとすると、次のようなエラーが表示されることがあります。

rsync: change_dir "/mnt/source/mnt/data/[UUID]-real-shared/sites/[SITENAME]/files" failed: No such file or directory (2)

 

アクイアが解決策を提供するまでは、ファイルのコピーについてはアクイアサポートにお問い合せください。

HTTPレスポンスヘッダが8KBを超えると「End of script output before headers」エラーが発生する

Cloud Nextでは、HTTPレスポンスヘッダに8KBの制限を設けています。HTTPヘッダを使用する場合は、ヘッダサイズがこの制限を超えないようにしてください。例えば、次のように使用することでこの制限が発生する可能性があります。

  • デバッグヘッダを出力するように設定されたAcquia Purgeモジュール
  • X-Content-Security-Policyヘッダを出力するように設定されたSecurity Kitモジュール

Cloud Nextでは、Cloud Classicと比較してファイルコピー作業に時間がかかる

Cloud Nextのファイルコピー操作は、Cloud Classicと比べて時間がかかります。これは、ファイルがまず本番環境から中間のODE(オンデマンド)環境にコピーされて、次に移行環境にコピーされるためです。コピー操作が完了すると、システムはODE環境を削除し、移行環境のみを保持します。移行プロセスのこの追加ステップにより、より多くの時間を消費します。

Cloud hooksが実行されない

Cloud Next環境からCloud Classic環境にファイルもしくはデータベースをコピーすると、Cloud hooksが実行されません。

アクイアが解決策を提供するまでは、アクイアサポートまでお問い合せください。

Cloud Nextにおけるmod_headersの動作変更

Cloud Classicでは、.htaccessファイルのmod_headersディレクティブはPHPとDrupalのリクエストでは無視され、静的ファイルにのみ適用されます。しかし、Cloud Nextでは、.htaccessファイルのmod_headersディレクティブは適用されます。その結果、アプリケーションが意図しない挙動となる可能性があります。mod_headersがどのように使用されているか、.htaccessファイルの中身を確認することを推奨します。

静的IPからのログ転送の未サポート

現在、Cloud Nextでは静的IPからのログ転送(Log Forwarding)をサポートしていません。

MySQL 5.7の機能と互換性がない

Cloud Nextは、AWSのAurora MySQLを利用しています。MySQL 5.7の機能の一部はCloud Nextではサポートされていません。詳しくは、未サポートのMySQL 5.7の機能一覧のページをご覧ください。

定期ジョブは、ハードコードされたログのパスを使用できない

Cloud Nextでは、定期ジョブ(scheduled jobs)やCronジョブは、ハードコードされたログのパスを使用することはできません。

ローカルにインストールしたMySQL WorkbenchでCloud Next環境に接続できない

MySQL Workbenchがローカルにインストールされている場合、Cloud Next上の環境に接続できないことがあります。この問題は、MySQLのいくつかのバージョンで発生します。

ただし、Sequel Proをローカルで実行している場合には影響はありません。

MySQL WorkbenchからCloud Next環境に接続する際に問題が発生する場合は、以下の手順を試行してください。

  1. Cloud UIの各環境のDatabasesメニュー上に掲載される、データベースの認証情報を確認します。
  2. PCのターミナルで次のコマンドを実行します。 {ssh -L $LOCAL_PORT:$DB_HOST:3306 $SSH_STRING}
  • LOCAL_PORT :Workbenchがlocalhostを使用する際に接続するポートです。
  • DB_HOST :Cloud UIから取得したホスト名です。
  • SSH_STRING :Cloud UIから取得した接続文字列です。例: user@something

コードのデプロイが長くなる

Cloud Nextの環境では、コードのデプロイに5分以上かかることがあります。

PHPファイルのアップロードサイズを増やすことができない

現在、PHPファイルのアップロードサイズの値は、Cloud UIで利用可能な制限を超えて増やすことはできません。Cloud Nextの最大サイズは256MBです。

回避策として、以下の方法があります。

memcache_adminと互換性がない

Drupal 7の場合:memcache_adminモジュールは、memcacheインスタンスのステータスを正しく報告しません。累積統計、使用可能メモリ、エビクションがゼロとして報告されます。

Drupal 9以降の場合:memcache_adminモジュールがステータスを正しく報告しない場合、最新バージョンにアップデートしてください。

元記事:Known issues in Cloud Next

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