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各種EOL情報まとめ

Acquia Cloud Platform に関連する、直近で予定されているEOL情報と、EOLに対する必要なアクションをご紹介します。

Acquia Cloud Platform に関連する、直近で予定されているEOL情報と、EOLに対する必要なアクションをご紹介します。


過去にウェビナーでも取り上げた内容です。同内容を動画でもご覧いただけます。

Watch でぶちゃんねる vol.31 直近EOL情報をキャッチアップしよう on YouTube.

Legacy Email

Acquia Cloud Platform のメールサービスとは

Acquia Cloud Platformでは、Drupalアプリケーションから安全に、ユーザー登録確認メールやワークフロー通知メールなどのトランザクションメールを送信するための機能をご利用いただけます。

なお、こちらの機能はマーケティングメールやニュースレターなど、大量のメールを送信するために利用することはできません。この場合、Acquia Campaign Studio(MAツール)やSendGridなどのメールサービスを利用する必要があります。

この既存のメールサービス(以降、Legacy Email)を刷新した、新しいメールサービス「Acquai Platform Email」(以降、Platform Email)が登場しました。

Platform Emailとは

新しいメールサービスは、堅牢な認証プロセスを持つAmazon SESで実装され、Legacy Emailと比較してパフォーマンスとセキュリティが大幅に向上しました。

Platform Emailは次の製品でご利用いただけます。

  • Acquia Cloud Platform Professional
  • Acquia Cloud Platform Enterprise
  • Acquia Cloud Site Factory
  • Acquia Cloud Next


Legacy Email(旧)と比較したPlatform Email(新)の利点

  • セキュリティの強化
    • SPF(Sender Policy Framework)、DKIM(DomainKeys Identified Mail)、DMARC(Domain-based Message Authentication, Reporting, and Conformance)などのメール認証規格に対応しました。
    • これはメールのなりすましを防止し、メールの配信性を向上させます。
  • メールレピュテーションの向上
    • 共有のメールレピュテーションを使用していないため、特定の顧客のスパム、苦情、バウンスが全ての顧客のメール停止を引き起こさなくなりました。
  • 暗号化
    • メールのエンドツーエンド暗号化をサポートしました。
  • 堅牢性
    • 共有型(not-shared)ではないため、堅牢で安全です。


お客様側で必要なアクション

Legacy Emailを使用しているAcquia Cloud Platform, Acquia Cloud Site Factoryのお客様は、2022年2月1日までにPlatform Emailに移行する必要があります。

Platform Emailへの移行方法

こちらの記事では、Acquia Cloud Platform管理画面でPlatform Emailを有効にする方法をご紹介します。この手順はOwner, Administrator権限を持つユーザーのみ行えます。

まずは開発環境など非本番環境に適用して、アプリケーションの非互換性をテストする必要があります。

参考資料

Uptime Monitoring

Acquia Cloud PlatformのUptime Monitoringとは

Acquia Cloud Platformで稼働するDrupalアプリケーションのの稼働時間と応答性を監視する機能です。アプリケーションがオンラインでページを返却しているか毎分チェックし、アクイアが定めた閾値に到達したときにアラートメールを送信することができます。

2022年2月以降は、アクイアが提供するUptime Monitoring機能を廃止し、代わりにNew Relic社が提供するSynthetics Monitoringを利用することを推奨します。こちらの機能は、Acquia Cloud Platformをご利用のお客様は無料でご利用いただけます。

New Relic Synthetics Monitoring とは

外形監視が行えるサービスです。New Relic Syntheticsを利用することで、Webサービスの死活監視やAPIの応答監視などが行えます。

Uptime Monitoring(旧)と比較したSynthetics Monitoring(新)の利点

  • マルチサイトでご利用いただけるようになりました。
  • アプリケーションの任意のページにpingを送ることができるようになりました。
  • 任意のリージョンからpingを実行可能になりました。
  • 閾値が柔軟に設定できるようになりました。


お客様側で必要なアクション

アクイアが提供するUptime Monitoringを使用しているAcquia Cloud Platform, Acquia Cloud Site Factoryのお客様は、2022年2月1日までにNew Relic Synthetics Monitoring に移行する必要があります。

New Relic Synthetics Monitoringへの移行方法

New Relic APM Proアカウントの申請が済んでいない方は、まず申請を行い、Acquia Cloud Platformで管理するDrupalアプリケーションでNew Relicが利用できるようにする必要があります。

その後、New Relicの管理画面から、New Relic Syntheticsで稼働時間の監視と通知を有効にすることができます。こちらの動画で、既存のUptime Monitoringで行っていたことをNew Relic Syntheticsで設定する方法をご紹介しています。

参考資料

Acquia Searchとは

アクイアが提供する、Drupalアプリケーション向けSolr検索サービスです。Solrとはオープンソースの全文検索ソフトウェアで、このAcquia SearchはSolrをベースとした検索サービスをSaaSとして提供しています。

Acquia Cloud Platform, Acquia Cloud Site Factoryをご利用のお客様は無料(クエリ回数、容量の制限あり)でご利用いただけます。

Solrがベースとなっているため、検索結果の重み付けや検索ワードの自動補完、ファセット検索、類義語登録など、検索体験をより良いものにするための機能が豊富に搭載しています。形態素解析プラグイン「kuromoji」を使うことで日本語検索に対応できます。

Acquia Searchは長らくSolrのバージョン3と4を使用して稼働していましたが、この既存のAcquia Search(以降、Acquia Search with Solr 3/4)をアップグレードした、Solr 7を使用したAcquia Search(以降、Acquia Search with Solr 7)が登場しました。

Acquia Search with Solr 3/4(旧)と比較したAcquia Search with Solr 7(新)の利点

バックエンドで使用するSolrのバージョンが7にアップグレードし、また新しいAcquia Searchをホスティングするインフラ構成を再設計したことにより、Acquia Searchサービスの復元力とセキュリティが大幅に向上しました。

お客様側で必要なアクション

Acquia Search with Solr 3/4を使用しているAcquia Cloud Platform, Acquia Cloud Site Factoryのお客様は、2022年3月1日までにAcquia Search with Solr 7に移行する必要があります。

Acquia Search with Solr 7への移行方法

Drupal 9を使用する場合と、Drupal 7を使用する場合で手順が異なります。


参考資料

Acquia Insight

Acquia Cloud PlatformのAcquia Insightとは

アクイアが提供するシステム分析ツールです。Acquia Cloud Platformアプリケーションの各環境を検査し、パフォーマンス、セキュリティ、アクイアが推奨するDrupalアプリケーションのベストプラクティスへの準拠に基づいて評価、スコア化し、修正すべき点を指摘します。

  • パフォーマンス - キャッシュの設定が的確になされているか等
  • セキュリティ - 使用しているモジュールにセキュリティアップデートがないか、設定ファイルの権限が正しいか等
  • ベストプラクティス - ログが有効されているか、開発用モジュールが本番環境で有効になっていないか等

このAcquia Insightの機能が2022年3月15日に終了する予定です。

お客様側で必要なアクション

Acquia Insightを使用しているAcquia Cloud Platform, Acquia Cloud Site Factoryのお客様は、2022年3月15日までに次の代替ソリューションに移行する必要があります。

  • TAM(Technical Account Manager)契約がない場合:
  • TAM(Technical Account Manager)契約がある場合:
    • Drupalサイト監査ツール「Drutiny」を使用したレポート発行とレビューできます。


「Acquia Code Studio」という新製品が2022年に一般リリースします。今後はこの製品によって、Drupalに最適化されたビルド/テストプロセスが提供され、依存関係、脆弱性、品質に関するコードの監査ができるようになる予定です。

参考資料

PHP 7.4

PHP 7.4 のEOLが近づいています

PHP.netによって、2022年11月28日にPHP 7.4のサポート終了がアナウンスされました。PHP 7.4の次のバージョンである PHP 8.0は、以前のバージョンに比べてパフォーマンスとセキュリティが大幅に向上しました。これを考慮し、アクイアでは2022年10月3日にPHP 7.4のサポートを終了することを決定し、お客様にはPHP 8.0を採用いただくことになります。

Drupalの各バージョンに対するPHPバージョンは次の表にまとまっています。(PHP requirements - Drupal.org より)

Image
php requirements

この表によると、PHP 8.0にあげるには、Drupalバージョンも9.1以上まで上げる必要があるので、その点ご留意ください。

お客様側で必要なアクション

Acquia Cloud Platform, Acquia Cloud Site Factoryのお客様は、2022年10月3日までに、全てのアプリケーションの全ての環境が使用するPHPバージョンをPHP 8.0に移行する必要があります。アクイアで継続的なセキュリティを確保しながらアプリケーションをアップグレードすることが重要であるため、この期限は延長されません。

PHP 8.0への移行方法

こちらの記事では、Acquia Cloud Platform管理画面でPHPバージョンを変更する方法をご紹介しています。まずは開発環境などの非本番環境に適用して、アプリケーションの非互換性をテストする必要があります。

参考資料

まとめ

各種EOLのスケジュールは、アクイアのドキュメントサイト内から参照できます。ぜひこまめにチェックしてみてください。

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