Drupal認定取得者インタビュー vol.2 トランスコスモス株式会社

日本でDrupal認定を取得している方々の体験談をお伝えします。
第2弾は、トランスコスモス株式会社でDrupalを基盤としたCMSプラットフォーム「DEC CMS」の開発を担当されている古川さんにお話を伺います!

トランスコスモス株式会社

事業環境の変化に対応し、デジタル技術の活用でお客様企業の変革を支援する「Global Digital Transformation Partner」をミッションとし、企業へのITアウトソーシングサービス(コールセンターサービス、デジタルマーケティングサービス、EC、BPO、データ分析等)を展開するIT企業です。
東京都渋谷区の本社のほか、全国各地にオペレーション拠点計64拠点、海外では中国、韓国、ASEAN各国、アメリカ、ヨーロッパ各国に計104拠点があります。

トランスコスモス株式会社 公式サイト

古川 貴啓 さん

トランスコスモス株式会社 デジタルエクスペリエンス本部

2016年、同社に新卒入社。
コールセンターの基幹システムの運用や大規模検索サイトのモバイル改修などのプロジェクトに携わった後、とあるBtoB向けシステム開発プロジェクトがきっかけでDrupalと出会う。
現在、Drupalを基盤としたデジタルマーケティングソリューション「DEC CMS」の開発に従事。

Drupal歴1年(Drupal 8〜)
取得済資格:アクイア認定サイトビルダー - Drupal 8(2019年12月)

なぜ資格取得を?

古川さん(以下 古):今の上司に勧められたのがきっかけです。
弊社はアクイア社との協業を発表してから、より一層Drupal開発に力を入れています。
このDrupal認定資格を取得することによって、技術レベルを証明することができ、お客様への信頼に繋がると確信しています。また、案件提案の際にも、資格保有者数が選考基準となる可能性があります。

僕が所属するチーム(DEC CMS開発メンバー)は、来期までに開発メンバー全員が資格を取得することが会社の目標に組み込まれているくらいです。

僕がチームの中で先陣を切ってテストを受け、無事に合格できました。

drupal certification furukawa takahiro transcosmos
DrupalCamp DEN 2019 Nagoya内で開催された試験会場にて

 

トランスコスモスに所属する5万人の従業員の中で、僕が初めてのDrupal認定取得者になりました。

認定を取得してよかったことは?

古:資格を取得してまだ一ヶ月も経過していないので、強いて言うなら・・このインタビューに出られたことですかね(笑)

認定制度を上司から教えてもらってからは、すぐに取得したいと思いました。
Drupalの知名度は海外と比較すると日本はまだまだ低いですが、Drupalの案件はこれから増えていくことを予想しており、まだ認定取得者数が少ない今なら、Drupal開発エンジニアとしての市場価値が高まると感じたからです。

Drupalは大規模案件と相性がよく、実際に弊社の中でもそういった案件が多いので、ここでもDrupalの資格を所有していることで大きな規模のプロジェクトにアサインされる確率が高くなると期待しています。

Drupalはどのように学んでいった?

古:1年ほど前に、BtoB向けのWebアプリケーションを構築するという案件にアサインされたことがきっかけでDrupalを触り始めました。

その案件では、顧客の企業内で既に導入の実績があることから、Drupalの採用が顧客から指定されていました。

drupal certification furukawa takahiro transcosmos

今の会社に新卒で入社してから様々なプロジェクトにアサインされ経験を積んできたこともあり、少数精鋭のこの案件にアサインされました。

当時はDrush*1の存在も、Composer*2でDrupalをインストールできることも知らなかったくらいで・・Drupal.orgからZIPファイルをダウンロードするところから始めました。

*1 Drush... Drupal Shellの略で、Drupalをコマンドライン経由で操作するためのCLIツール。 

*2 Composer... PHPのパッケージ管理システム。Drupal 8より、composerを利用したDrupalの環境構築や依存関係の管理が行えるようになった。

とにかく開発を進めなければならないので、Drupal.orgのドキュメントを頼り、わからないことは会社の先輩に尋ねるか、Google検索で解決していました。
会社ではすでに何件かのプロジェクトでDrupalが採用されていたので、Drupalの経験がある開発者が近くにいることは非常に助けになりました。

Google検索で調べる時は英語で検索して、検索上位の英語の記事を参考にしました。
最近のGoogle翻訳も本当に便利なので、機械翻訳したものをざっと読んで、日本語が変になってしまってる箇所だけ英語に戻して理解していました。日本語の記事が出てきたらラッキーでしたね。たまにスタジオ・ウミさんの記事が出てくるとヨッシャ!となりました。

どんな試験対策を?

古:特に、試験対策らしい試験対策はしなかったです。
Study Guides for Acquia Certification Exams を読んで、試験対策にDrupalを一通り触ってみるつもりでしたが、結局やらないまま当日を迎える結果となりました。
それでも受かったのは、会社の案件でDrupalをがっつり触っていたからだと思いますが。

最後に一言

古:まだサイトビルダーしか取得できていないので、他のDrupal認定(デベロッパー、フロントエンドスペシャリスト、バックエンドスペシャリスト)を早く取得していきたいです。
目指すは社内初のグランドマスターです!

丸山 ひかる

Technical Translator Acquia

アクイアの日本リージョンにて、テクニカルトランスレーターとしてウェブサイトのコンテンツの技術翻訳やローカライズを担当しています。ソフトウェアエンジニアとして5年以上の就業経験を持ちます。また、AWS Certified Solutions Architect、Certified Scrum Product Owner、そしてCertified ScrumMasterの資格を保有します。