ブログ

2022年、CDPがもたらす4つのメリット

顧客データプラットフォーム(CDP)の主なメリットと、よりスマートなマーケティングに欠かせない理由を探ります。

デジタルトランスフォーメーションの急速な普及により、企業における現状と慣行は大きく変化しています。 テクノロジーの進化や、より多くの情報を入手できるようになった消費者の動向も相まって、企業としてありとあらゆる手段を駆使し、一丸となって行動することが必要となっています。 

なぜかというと、今や消費者はわずか数回のクリックでいくつもの選択肢に触れることができてしまいます。その場ですぐに良い代替品を提供できなければ、ビジネスチャンスを失ってしまうでしょう。 

しかし幸運なことに、そのビジネスチャンスを勝ち取るための答えは、全て顧客データの中に既に存在しています。 そのデータをどのように保存、整理、利用するかが、デジタルエクスペリエンスの本質的な部分となります。 無計画にデータを収集し、中途半端なマーケティング戦略に利用する時代は終わったのです。 今こそ、データの活用方法についてもっと慎重になるべきでしょう。

顧客データプラットフォーム(CDP) とは、顧客データを収集・整理し、そこから戦略を導き出し、デジタルエクスペリエンスを変革するための一元的な情報源となるものです。 CDPは、企業が顧客データを詳細なレベルで分析し、独自の顧客プロファイルに合ったサービスを作り出す手助けをしてくれるものです。 

しかし、実はCDPのメリットはもっと深いところにあります。 もう少し探ってみましょう。

CDPのメリットとは?

その前に、CDPは一体どんなことをするのか(あるいはする必要があるのか)、簡単に説明しておきましょう。 ガートナー社は、貴重な時間とお金を費やす価値のあるCDPは、下記のものを備えるべきだと提案しています。 

  • データ収集
  • プロフィールの統合
  • セグメント化
  • 有効化
     

この4つの柱がないCDPは購入に値しません。 これらの4つの機能を持つCDPの中から、自社のビジネスにどのように貢献できるかを具体的に考えてみましょう。 

顧客データの一元的な収集

マルチチャネル・マーケティングの利点は、お客様のいる場所にアプローチできることです。 しかし、これだけチャネルが増える中で、すべてのタッチポイントで顧客データを一致させることは困難になってきています。 企業はあらゆるタッチポイントで消費者と接したいと考えていますが、マルチチャネルでの消費者体験を一貫したものにするには、顧客データをきちんと整理しておく必要があるからです。 CDPは、それらのチャネルをつなぎ、統一された顧客データベースを構築します。 

例えば、消費者は企業の様々なチャネルにデータの足跡を残していきますが、CDPはそれらのデータを収集し、まとめて管理することができます。 2021年には、全世界の企業・団体が使用するソフトウェア・アプリケーションは平均で 110種類に達するといわれています。 これは、顧客データが漏れる可能性のあるアプリがたくさんあると言うことでもあります。 そのため、CDPの最大のメリットは、さまざまなテクノロジーにまたがるデータの収集にあります。 

独自の顧客プロファイル

データ収集の効率化を図りながら、さらに一歩進んで、一元的なカスタマー・ビューを構築します。 データ収集後、CDPは顧客ごとに固有のデータを取り込み、顧客の行動、情報、購買履歴、興味などに基づいてプロフィールを構築します。 

例えばボブという顧客が、製品を購入したり、ブログ記事を読んだり、サポートにメールを送ったり、特定の商品を閲覧したり、モバイルアプリにログインしたり、カートに何かを入れたりするたびに、そのすべてがフィルターにかけられ、ボブがあなたのブランドに関連して行ったすべてのことをまとめた、一つのきれいな顧客プロファイルができあがるのです。 このような視点を持つことで、ボブがどのように行動し、次に何をしようとするのかを理解し、どうすればボブが求めることを実現できるかを理解できるのです。

パーソナライゼーションの向上

顧客の全体像を把握することで、その後のデジタル体験を個別カスタマイズすることがより簡単になります。 マーケティングメールに個人的な挨拶文を添えることがパーソナライゼーションであったのは、もはや過去の話です。 現代のパーソナライゼーションとは、顧客のことをよく知り、購買プロセスが単なる「作業」ではなく、むしろ「楽しみ」になるようにすることです。 

あるいは、スティーブ・ジョブズが言ったように 「顧客との距離を縮めよ。それは、彼らが自分で気づくよりもずっと前に、彼らが必要としているものを教えてあげること」 なのです。   

CDPがあれば、あらゆるチャネルで顧客に接し、個人レベルで顧客に語りかけるような体験を提供することができます。これを可能にするのは、データを収集し、整理し、ポートレートを使って戦略に反映できるからです。

ビジネスにおける効果

また、これはビジネスのためにもなるという点も見逃せません。 先ほど、データの抜け落ちについてお話しました。 このようなデータの不備は、ユーザー体験を損なうだけでなく、企業の損失にもつながります。 

CDPを導入することで、より確実なデジタルエクスペリエンスを実現することができます。 これは、顧客に注意を向けているということだけではなく、何らかの行動を起こしているとを伝えるものでもあります。大切にされていると感じる顧客は、大抵の場合、金銭的な価値にもつながります。 そのためには、彼らが自発的に提供するデータを活用し、競合と差別化された体験を提供する方法を考えることから始まります。 

これらは何を意味するのか?

技術の急速な進歩により、集まるデータは増え続け、企業はその整理に追われています。 同時に顧客側は、多くの競合が存在することも知っているため、自社の製品を販売しようとする企業に対してより意図的な行動を期待します。 CDPは流入するデータをまとめ、管理し、よりパーソナライズされた顧客体験を生み出す最高のツールとなります。

顧客データを正しく活用することで、圧倒的な競争力を得ることができます。そして、より良い体験を構築するために必要なデータは、すべて目の前にあるのです。 CDPはそのすべてを把握し、理解する手助けをしてくれるでしょう。 

どこから手をつけていいかわからないかもしれませんね。 でも安心してください。Acquiaがサポートいたします。 もっと詳しく聞きたい、 Acquia CDPがどのように機能するか見てみたいという方は、ぜひチャットでお問い合わせください。

関連リソース

全て表示する