クライアント
ソネットは、防衛省や東京大学など数多く省庁や大学、企業に先進的な通信技術を提供している企業で、今年で創業28周年を迎えました。1999年にインターネットサービスの草分けであるADSLプロバイダー「東京めたりっく通信」として事業を開始し、日本ではじめてADSLの商用サービスを提供しました。2018年には世界各国で評価が高いUbiquiti(ユビキティ)を日本ではじめて提供開始し、現在も有線から無線まで幅広い製品ラインアップで、日本の通信事業の発展に貢献しています。
背景
お客様先に訪問して対面で行っていた従来の営業手法を、オンラインへと切替えたことで1日により多くの商談を行えるようになったことから、デジタルマーケティングを強化することで、さらに多くの商談発掘の機会を創出したいと考えていました。
課題
デジタルマーケティングについては十分な知識を持っていなかったものの、まずはGoogleでのリスティング広告を開始し始めました。今までは、商談の機会をもつことができなかった遠隔地方のお客様や、大手企業からのお問合せがWebサイトフォーム経由で入るようになりました。商談はZoomを使って行い、実際にお客様先に訪問をしなくても、スムースにご成約までのご案内をすることができました。
この頃、ソネットのメンバーは、様々な企業から送られてくるEメールに興味を持つようになりました。自社でもメールマーケティングを試してみたいと考えていましたが、社内にメールマーケティングの運用経験者はいませんでした。そんな時に、アクイアのパートナー企業であるジェネロ株式会社からマーケティングオートメーションの活用に関するウェビナーの案内が届き、参加をしてみることにしました。
ソリューション
ジェネロのウェビナーの中では、BtoB企業のオンラインマーケティングのフレームワークが紹介されていました。見込み顧客に対するナーチャリングや、タイミングや金額感が合わず失注となった過去の商談の掘り起こしなど、セールスに直結する案件創出をアクイアのMAツールを活用すれば実現できることがわかりました。Campaign Studioを活用したメールマーケティングやウェビナーの自社開催は、ソネットの営業スタイルにフィットすると感じました。
Campaign Studioをすぐに現場で使いこなしたいと考えたソネットは、ジェネロのマーケティング支援プログラムとアクイアのマーケティングオートメーションツールCampaign Studioの導入を決定し、導入決定からわずか約3週間で初めてのウェビナーを自社開催することに成功しました。
成果
Acquia Campaign Studioを活用して、営業とマーケティングをスピーディーにデジタルシフトしたことによって、新型コロナウイルス感染拡大による多くの制約下でも、収益を伸ばし続けることができました。