Hubert Burda Media
Hubert Burda Media はドイツ有数のメディア企業です。世界にその名を馳せる、真のグローバル企業です。

Using Acquia Since

2014

Using Drupal Since

2014

Number of Employees

10,374

Highlights

Client:

Hubert Burda Media

Situation:

読者が紙の出版物からデジタルへ移ったことにより、新聞・雑誌出版社の従来の収益源は枯渇しつつあります。Hubert Burda Media は、読者が印刷物からデジタル機器へと急速に移行するなか、持続可能な戦略が必要でした。

Challenge:

Hubert Burda は、「読者」とは誰なのか、読者の好きなものは、何を読むのか、何に私費を投じるのかを把握する必要がありました。現在まで、パーソナライズされたエクスペリエンスの実現に必要な情報を獲得することは困難でした。

Solution:

Acquia Lift、Acquia Cloud、出版企業向け Drupal ディストリビューション「Thunder」

Results:

  • Thunder のローンチ: 出版企業向け Drupal ディストリビューション
  • Burda は、以前は不明の訪問者を引き込み、ロイヤルカスタマー化。
  • ニュースレター購読、オープンレート、クリックスルー、購読および購入履歴などのユーザーデータにアクセス。
  • Burda が商品を自社で制作し、自社のデジタルチャネルを使用して読者が本当に欲しいと思う商品を売ることができれば、第三の収益源が現実になります。

クライアント  

Hubert Burda Media は、ドイツを拠点として 100 年以上の歴史を持つ同族経営の印刷・出版企業です。Elle、Bazaar、InStyle などの著名ブランドに加えて、Hubert Burda Media は世界中の何百ものブランドをサポートしています。

背景

読者が紙の出版物からデジタルへ移ったことにより、新聞・雑誌出版社の従来の収益源は枯渇しつつあります。ニューススタンドでの販売数や流通数の減少という現象に対し、本体価格および購読価格を上げることで短期間は補うことができますが、読者が印刷物からデジタル機器へと急速に移行するなか、これは持続可能な戦略ではありません。従来の広告および出版物の売り上げは、オンライン購読による新たな収入およびデジタル広告の販売を前年比で 20% から 30% に増加することによって相殺されるよりも速く縮小しています。

burda

課題

多くの出版社が、インターネットがもたらす変化に適応し、デジタル配信コンテンツが出版ビジネスモデルに与えるショックを吸収すべく、長きにわたりさまざまなソリューションと技術を試してきました。印刷物からオンラインモデルへのデジタル化は十分ではありません。出版業界には読者から入ってくる第三の収入源が必要であることは明らかです。しかし、「読者」とは誰のことでしょうか? 何を好み、何を読み、何にお金を使うのでしょうか?

今まで、その情報をつかむことは困難でした。Hubert Burda Media は当て推量をやめ、読者を本当に知るための努力を始めました。そこで駆使したのが、新しいビジネス思考、オープンソースコンテンツ管理システム Drupal の Burda 製「Thunder」ディストリビューション、そしてパーソナライゼーションテクノロジー Acquia Lift です。Acquia のテクノロジーに支えられ、Burda は匿名ユーザーを顧客に変え始めました。

「私たちには読者がいました。今、私たちにはツールがあります。Drupal と Acquia によって、5200 万人の匿名ユーザーを、特定可能な顧客にすることができたのです。」— Hubert Burda Media CTO、Ingo Rübe

ソリューション

Hubert Burda Media は、uses the Drupal ディストリビューションを用いて、Acquia Lift (およびその他数種のテクノロジー) と結合された「Thunder」を開発、管理し、主に 2 種類のアプローチを第三のエンゲージメントおよびパーソナライゼーションを促進しています。Thunder は、出版、メディア企業を対象とした Drupal のカスタム版です。Burda は、それを構築しただけではなく、オープンソース化し、あらゆる規模の他の出版企業に対し同機能の使用および自社の改善を目的とした活用を勧めました。同機能は、編集ワークフローを標準化し、動画の複写、オンラインクイズなどといったメディアに重要な数多くのパートナーテクノロジー企業のフリーミアムサービスを追加します。Drupal Thunder を世界各地のメディアおよび出版企業にとって共有の基準にすることを目標としています。

Burda は InStyle などのデジタル雑誌を通じてブラウザークッキーで収集した情報を元に、匿名ユーザーを幅広く引き込みました。使用コンテンツ、使用製品、およびサイト訪問経緯 (Google での検索で、Facebook のリンクから、など) などの使用コンテキスト、過去の訪問有無、訪問頻度、コンテンツへの関与、好みのメディアやトピックが、そのデータに含まれます。過去のデータや使用パターンに基づき、匿名ユーザーの閲覧内容を考察することで、Burda は今後読者が興味を持つ可能性のあるコンテンツについて高度に予測することができます。

Acquia Lift

Acquia Lift によって明るみに出されるパターンやパスに基づき、各種セグメントにペルソナを割り当てることができます。Burda サイトへの訪問頻度の多い訪問者は、他のユーザーの各自のセグメントでの行動に基づき、自身の関心に合ったパーソナライズされたコンテンツを閲覧することができます。各リファラーによってサイトにリンクされた訪問者の関心を理解するという取り組みも行っています。たとえば、リンク元の内容が類似していても、Facebook を通じてきた訪問者に比べて、Google の検索結果から来た訪問者には異なるコンテンツが表示されるかもしれません。

アイデンティティの壁、プロファイルの構築、高度なパーソナライゼーション - ニュースレター、オンラインのクイズやコンテスト、特別なコンテンツの一部、または E コマースの機会のような魅力的な機能へのアクセスと引き換えに多くのユーザーが進んで提示する情報であるメールアドレスの提示による識別を Burda はお願いしています。

Burda はこのような既知の訪問者を引き込み、広告を見るだけにとどまらない顧客にコンバートすることができます。基本情報 (場所、到着、訪問履歴、メディアの優先傾向) に加え、Burda が既知の読者を特定すると、特定の関心事に関するニュースレターのサブスクリプション、開封率、クリックスルー、閲覧履歴および購入履歴などに関してさらに詳細を把握することができます。

これで終わりではありません。Acquia Lift およびユーザーペルソナに関する知識があれば、Burda は事前的に引き込み、ユーザーに応え、繋がりを維持し、既知のユーザーにアップセリングや新製品のアイディアを試すことができます。Burda が商品を自社で制作し、自社のデジタルチャネルを使用して読者が本当に欲しいと思う商品を売ることができれば、第三の収益源が現実になります。

究極の目標は、世界中の何百もの Hubert Burda Media のタイトルとブランドである同社のプロフィットセンターが、使いやすいセルフサービス型のツールを提供することで、第三の収益源を創出できることです。このように機能を備え、プロフィットセンターが引継ぎ、第三の収益の流れに対応しています。

成果

Drupal および Acquia Lift のおかげで、Hubert Burda Media はユーザーをさらに引き込み、ユーザーの関心事をさらに理解できるようになりました。パーソナライズされたコンテンツとサービスを通じて、Hubert Burda Media は自社のデジタルタイトルの価値をさらに高め、ユーザーを引き付け、自社およびパートナーにより第三の収益源を創出する新たな機会を切り開いています。

「Acquia Lift は私たちに、ユーザーへのルートを与えてくれます。この関係性を活用して、より良い、さらに正確なプロファイルを構築することで、既知のユーザーに、彼らが本当に興味を持つコンテンツや製品を提供する機能を高めることができました。推奨とパーソナライゼーションで私たちのビジネスゴールを達成することができます。」- Hubert Burda Media Office CTO、プロジェクトマネジメントディレクター、Matthias Möller