Home / 日本のデジタルマーケティングと Drupal について

日本のデジタルマーケティングと Drupal について

編集者より: 本日のゲスト投稿では、CI&T ASPAC ビジネスディレクターの上田善行氏より、日本における Drupal の現状をお伝えします。CI&T はグローバルソフトウェア企業であり、Acquia の戦略パートナーとして、企業のデジタル変革を支援しています。同社の Drupal サービスについてはウェブサイトをご覧ください。

この投稿で僕は、日本における Drupal の現状について書いてみたいと思っている。2015年を迎えて、誰もが、デジタル変革について考え始めていること、そして、Acquia CEO の Tom Erickson がこのブログ上で、日本についての情熱を表明(しかも、日本語で!)してから、すでに2年が経過し、ちょうど良いタイミングでのアップデートだと思ったからだ。

僕は過去15年間、主にマーケティングに関わる情報技術の仕事をしており、IT 部門やマーケティング部門の方々を支援してきた。それを踏まえて、Drupal には、並ならぬ期待を寄せている一人であり、2010年からは、日本での企業向け導入プロジェクトに関わっている。

Drupal は早い段階で日本に上陸し、コアなファンやリーダーシップのあるコミュニティが存在する。一方で、企業向けユースの観点では、ここ最近まで、外資系企業と一部の国内企業以外では利用されておらず、国内の導入事例数や日本語での商用サポートを重視する伝統的な、大部分の日本企業にとって、選択肢に入らない状況が続いてきた。また、日本語での情報や関連書籍が乏しく、先進国の中で、英語が最も苦手な日本では、欧米諸国における Drupal の発展について、知る機会が限定されているのも事実だと思う。

今や国内も海外もデジタルを活用しなければ認知されず、更にビジネスそのものがデジタル化する時代が到来していることを直視し始めたのだろう。

そんな中で、2014年はとても重要なことが3つも起こった。まず、Dries Buytaert が来日して、日本の IT メディアや、デジタルエージェンシーに対して Drupal を正しく認知させる活動をしたことだ。次に、国内初の DrupalCamp が京都で開催されたことだと思う。最後に、Acquia Cloud Enterprise が東京でローンチしたことだろう。Acquia のネットワークに日本が加わったことは、日本企業とグローバル企業の双方にとても意味があることだ。2014年は日本のエンタープライズ市場での Drupal 元年と言っていいだろう。今年に入り Drupal 導入の話を聞く機会が格段に増えている。

日本は IT 投資額で世界2位だが、ことマーケティング技術領域においては遅れをとっており、投資の必要性を論理的に展開できる人は少ない。それ故に、世界でも最高速の部類に入るインターネットのインフラはあるけど、伝統的な企業のWebサイトは単なる製品案内で、CMS はそのための更新ツールでしかなかった。それでも売れたから、気にすることはなかったが、今や国内も海外もデジタルを活用しなければ認知されず、更にビジネスそのものがデジタル化する時代が到来していることを直視し始めたのだろう。

僕の身近にいる Drupal を検討し始めた日本企業の人々は、コンテンツの単なる更新ツールとして検討しているのではなく、PDCA(計画、実行、評価、改善)を実践するためのデジタルマーケティング用プラットフォームとして捉えている。僕が思うに、それは Drupal の能力に対する、素晴らしい理解であると同時に正しい方向性で、先行する彼らの事例が日本のスタンダードを形成していくのだと思う。そして、Acquia はグローバルにその一翼を担っていくと考えている。今年はかつてなくエキサイティングになるはずだ。The Digital Transformation is now!



Photo Credit: Kevin Dooley, Osaka night lights
(CC by 4.0)

Add new comment

Plain text

  • No HTML tags allowed.
  • Web page addresses and e-mail addresses turn into links automatically.
  • Lines and paragraphs break automatically.

Filtered HTML

  • Use [acphone_sales], [acphone_sales_text], [acphone_support], [acphone_international], [acphone_devcloud], [acphone_extra1] and [acphone_extra2] as placeholders for Acquia phone numbers. Add class "acquia-phones-link" to wrapper element to make number a link.
  • To post pieces of code, surround them with <code>...</code> tags. For PHP code, you can use <?php ... ?>, which will also colour it based on syntax.
  • Web page addresses and e-mail addresses turn into links automatically.
  • Allowed HTML tags: <a> <em> <strong> <cite> <blockquote> <code> <ul> <ol> <li> <h4> <h5> <h2> <img>
  • Lines and paragraphs break automatically.
By submitting this form, you accept the Mollom privacy policy.